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千葉県匝瑳市の「脱炭素先行地域」計画提案において共同提案者として参画しました
当社は千葉県匝瑳市の環境省事業「脱炭素先行地域(第4回)」への計画提案において共同提案者として参画し、同市は令和5年11月7日に千葉県内では千葉市に次ぎ2例目の「脱炭素先行地域」として選定されました。当社はバイオ炭を用いたCO2の農地貯留や稲作での中干延長によるメタンガス発生抑制などの取り組みにおいて、カーボン・クレジットを活用した新しい農業経営モデルの構築を支援し、地域における脱炭素化の実現に貢献していきます。
1. 脱炭素先行地域とは
脱炭素先行地域とは、2050 年の脱炭素社会実現に向け、①家庭や職場など(民生部門)での電力消費に伴う CO2排出量の実質ゼロを実現し、②それ以外の温室効果ガス排出量についても 、国の2030 年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域として、市町村などの地方自治体が計画を提案し、国が選定するものです。
国の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(脱炭素先行地域づくり事業:交付上限額50億円)などは、脱炭素先行地域に選定されていることが交付要件の一つとなっています。
2. 計画の概要
提案名:
そうさ!匝瑳モデルで脱炭素! ソーラーシェアリングを中心とした脱炭素化推進プロジェクト
対象とする地域:
匝瑳市内の「豊和・春海地区」、「飯倉地区」、「中央地区」
主な取り組み:
上記 ① の実現に向け、 水田への太陽光発電設備導入( 水田営農型ソーラーシェアリングや 、 公共施設・民間施設・住宅などへの太陽光発電設備導入などを行います。また、上記②の実現に向け、“日本有数の植木のまち”の植木産業から排出される未活用の植木剪定枝を地域バイオマス燃料として活用する他、バイオ炭を製造して土壌改良剤として活用します。
期待される主な効果:
営農型ソーラーシェアリングによる売電収入などで新たな収入源を確保する新しい農業経営モデル「匝瑳モデル」を構築し、農業者の高収益化や新規就農者の確保などを図ります。また、「ソーラーシェアリング・アカデミー」を開講して他自治体や市民などに営農型ソーラーシェアリングのノウハウなどを共有し、交流・関係人口の増加などを図ります。
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