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東京都の人工林で初となる森林由来J-クレジットを創出 ~東京都提供の航空レーザー測量データを活用した効率的なJ-クレジット創出モデルの実証~

クレアトゥラ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:服部倫康、以下「クレアトゥラ」)は、東京都が実施する「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」における実証事業者として2024年8月に採択され、この度、株式会社東京チェンソーズが所有する東京都檜原村の森林において、東京都の人工林で初となる森林由来のJ-クレジットの創出および認証を完了いたしました。
本実証では、東京都が公開するオープンデータである航空レーザー測量データ、オルソ画像などを組み合わせて解析を行いました。これにより、本来であれば現地での人力調査が必要となる樹高測定を机上で代替し、対象森林の平均樹高を高精度かつ一貫性をもって推定することが可能としました。
こうしたオープンデータ解析の活用により、現地のプロット調査や審査立会といった作業が大幅に削減され、森林所有者が負担する人工数は大きく軽減されました。例えば、500ha規模の一般的なプロジェクトの場合、プロジェクト登録審査においては人工数が50%削減され、地位モニタリングにおいては解析費が増加するものの人工数は94%削減されるという顕著な効果が見込まれます。これにより、従来は人手不足が大きな障壁となっていた森林管理、ならびに、Jクレジットの創出において、データ解析を軸とした省力化モデルの実現可能性が示されました。

■ 実証事業の概要
・対象制度:J-クレジット制度
・適用方法論:FO-001(森林経営活動方法論)
・実施場所:東京都檜原村
・実証期間:2024年度〜2025年度(2か年)
・認証量:22t-CO2
本プロジェクトで創出されたクレジットは、実証協力事業者であり森林所有者である東京チェンソーズが取得し、今後の活用方法を検討予定です。 クレアトゥラは、森林資源の適切な管理とデータ活用を通じて、吸収系カーボンクレジット創出の効率化・高度化を推進してまいります。
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