<概要>

  • Virtual Power Purchase Agreement(VPPA:バーチャル電力購入契約)は、企業が再生可能エネルギー(再エネ)由来の電力を間接的に調達するための契約形態の一つです。

  • 実際の電力の物理的なやり取りを伴わず、「環境価値」と「市場価格と契約価格の差額」を取引する金融的な契約です。この「バーチャル」という言葉は、文字通り物理的な電力の流れがないことを意味しております。
  • 特にグローバル企業が、物理的な制約にとらわれずに再エネ導入を進める際に採用されている VPPA を、弊社では米国 3Degrees と連携し、米国、欧州を中心とした諸外国での効果的な導入のご支援を致します。

<本領域における一般的な課題>

  • 特にグローバル企業が、物理的な制約にとらわれずに再エネ導入を進める際に採用されている VPPA を、弊社では米国 3Degrees と連携し、米国、欧州を中心とした諸外国での効果的な導入のご支援を致します。

<本領域における成功要因>

  • 経営陣の理解とサポート
    VPPA は長期的なコミットメントと複雑な検討を要するため、経営層の理解と強力な推進が不可欠となります。
    その際、再エネ調達比率の向上(RE100 達成)、電力価格変動リスクのヘッジ、追加性のある再エネ導入への貢献など、明確な目的を定めることが重要です。

  • 市場リスクの評価と戦略的対応
    電力市場価格の過去の推移、将来予測、変動要因(燃料価格、再エネ導入量、政策など)を詳細に分析し、固定価格の設定やリスク許容度を判断し、最悪のシナリオを想定した上での計画を構築することが必要です。
    その際、電力市場は地域や時間帯によって価格が変動するため、契約する再エネ発電所の立地や発電特性(太陽光か風力かなど)を考慮することが必須となります。
  • 信頼できる再エネ発電事業者の選定
    発電事業者の財務状況、開発実績、発電所の稼働実績、技術的な信頼性などを徹底的に調査し、長期契約におけるカウンターパーティリスクを評価するとともに、 選択する再エネ発電プロジェクトが、安定した発電量を供給できるか、環境的・社会的に健全であるかを確認します。
  • 詳細な契約条件の交渉と設計
    市場価格予測に基づき、リスクとリターンのバランスが取れたストライク価格を設定します。その際、マイナス価格になった際の対応方針や環境価値の取り扱い等、VPPA に特有な項目を考慮して、契約条件を設計し、交渉することが必須となります。
  • 会計・財務面での戦略的アプローチ
    IFRS を採用する場合、VPPA がデリバティブに該当します。そのため、会計処理について、早期に会計士と協議し、適切な処理方法を確立します。
  • 社内外へのコミュニケーションと透明性
    VPPA は環境部門だけでなく、各部門に影響を与えるため関係者と密な連携を図り、VPPA の仕組みとメリット・デメリットについて共通認識を醸成します。
    また VPPA は先進的な取り組みであるため、ESG 投資家やその他のステークホルダーに対し、VPPA 導入の目的、効果、リスク管理体制について透明性高く説明し、企業の信頼性とブランド価値向上を推進することが重要になります。

<提供価値・弊社の強み>

  • 上記のように VPPA は再エネに関する深い経験や知識が必要になります。弊社は当該領域で 9.4 ギガワットを超える PPA 取引(VPPA を含む)の実績がある3Degrees と業務提携をしていることから、日本法人の皆様に対して、日本語・英語双方で、VPPA の検討段階から、契約交渉、そして契約後のモニタリングまで、すべてを網羅するエンドツーエンドのサポートを提供することが可能です。
  • グローバルの最新の市場動向、規制要件、および利用可能な再エネオプションに関する詳細な調査と情報を提供し、企業が情報に基づいた意思決定を行えるよう支援します。
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