カーボンインセッティング
<概要>
- カーボンインセッティングは、企業がサプライチェーン内で温室効果ガス(GHG)排出量を削減する取り組みであり、カーボンオフセットが外部のプロジェクトによる削減クレジットを購入するのに対し、自社のバリューチェーン内で直接的な排出削減を達成するものです。
<本領域における一般的な課題>
- カーボンインセットは企業が自社のバリューチェーン内の他者によって実施される排出削減プロジェクトに直接資金提供することで機能します。
- 排出削減内容の測定と検証は、その効果を定量化するためにクレジットを生成する形で行われることがあります(これは一般的なカーボンクレジットが効果を定量化する方法と同様です)。ただし、これらのクレジットはサプライチェーン外で販売されるのではなく、インセッティングの目的で保持されます。
- そのため、一般的なカーボンクレジットの創出を自社のサプライチェーン内で実施する必要があるため、プロジェクトの種類が限定的になること、また一般的なオフセットと同様の堅牢性を保持する必要があることが、課題となります。
<本領域における成功要因>
- 包括的なサプライチェーン排出量(Scope3)の可視化と分析
スコープ 3 の内容および現状のデータ収集能力を分析することで、信頼性のある主張とプログラムの効果を支える基盤を確立します。
- サプライヤーとの強固なパートナーシップ構築
- エンゲージメントと教育
サプライヤーに対して、カーボンインセッティングの意義、メリット、具体的な実施方法を理解してもらうための丁寧なコミュニケー
ションと教育プログラムを実施します。
- インセンティブと支援
サプライヤーが排出削減に取り組むための経済的インセンティブ(例:優遇契約、資金援助、共同投資)や技術的支援、情報提供を行います。
- 協働によるソリューション開発
サプライヤーと共同で、そのサプライヤーの事業に適した排出削減技術やプロセスの改善策を検討・開発します。
- 能力開発支援
サプライヤーの排出量算定能力や削減技術に関する能力向上を支援します。
<提供価値・弊社の強み>
- カーボンインセットはまだ始まったばかりの取り組みですが、特に農業分野において経験が深い、米国 3Degrees との協業を通じて、実績のあるソリューションを展開致します。なお、3Degrees は 2002 年以降、農業炭素プロジェクトに関与しており、北米における家畜プロジェクトから発行された炭素クレジットの 33%以上を占める実績を持つなど、特定の高排出セクターでのインセッティングに強みを持っています。
- 当社のプロジェクト開発は、広く認知された方法論に沿って多様な技術によるGHG 削減を定量化することが可能となっています。これにより、インセッティングを含む、貴社独自のカーボンクレジットプロジェクトを共同で構築することが可能となっております。
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